- 2026.04.10
新チャレ部に異動して1週間
きっくん
Blog
先日、生後3ヶ月の長男と両親を連れて
北海道神宮へ「100日のお参り」に行ってきました。
最高気温が15℃を超え、一歩外に出れば柔らかな春の風(ちょっと強め)。
ようやくコートを脱いで外出を楽しめる、待ちに待った季節の到来です。
神宮に隣接する円山公園内では、ちょうど桜が見ごろを迎えており、
お花見を楽しむ人たちで賑わっていました。

無事にお参りを終えて両親を見送ったあと、夕飯の買い出しへ。
スーパーの棚もまた、春爛漫といった様子でした。
特設の山菜コーナーに「行者にんにく」や「タラの芽」が並ぶ中、
ふと目に留まったのが、ポツンと一つだけ置かれた小さなパック。
『フキノトウ(白老産)150円』
山菜は割と好きな方ですが、フキノトウは食べたことがありません。
他の野菜が山積みの中、一つだけ残されたその姿がどうも気になり、
「どうか、食べてみてくれ…」と言われているような気もしました。
150円であれば妻の検閲もクリアできるので、
食べ方も決めずに、とりあえず買い物カゴへ入れました。

帰宅後、どうやって食べようか悩みました。
天ぷらは面倒だし、おひたしは面白くないし…。
(※そんな偉そうなことを言えるほど、料理は得意ではない)
冷凍庫をガサゴソ探ると、
奥から救世主「シーフードミックス」を発見し、ひらめきました。
「アヒージョできそう…」
さらに棚の奥を探すと、ありました。
去年キャンプで使った「アヒージョの素」の余り。
賞味期限が少し(いや、かなり)切れていましたが、そこはご愛嬌。
そうと決まれば急いで近所のパン屋に行って割引のバゲットを調達し、調理開始です。
調理と言っても、にんにくを刻んでオリーブオイルで炒めたら
アヒージョの素、シーフードミックス、きのこ、
そして最後にフキノトウをそのまま入れるだけ。
あっという間に出来上がり、実食です。
フキノトウを口に入れた妻が「あ、おいしい」と一言(冷や汗)。
爽やかな苦みが、オイルに溶けたシーフードの旨味の中で
絶妙なアクセントになっていました。

これまで、どちらかというとアウトドア派だった私にとって
「季節は外で感じるもの」でしたが、
最近は家の中でも、食卓の上でも、アイデア次第で季節を楽しめることを知り、
それも結構楽しいのでは…と感じています。
そして、実はそのヒントが
近所のスーパーの棚やチラシにたくさん詰まっていることにも、
改めて気付かされています。
余談ですが、フキノトウは「フキのつぼみ(赤ちゃん)」のこと。
後で調べたところによると、
成長してつぼみが開き始めると苦みが増してしまうため、
この時期の短い間にしか味わえない、貴重な旬の食材だそうです。
ふと隣を見ると、100日を迎えた長男が、
フキノトウみたいな丸い顔をして(笑)ウトウトしています。
この子もこれから、いろんな「苦み」を知りながら大きくなっていくのかなぁ…
スーパーで見つけた150円の小さい春にそんなことまで思う、
エモめの夜でした。
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自虐のつもりで後輩に「もうおじさんだから」と言っても「そんなことないですよ」と言われなくなりました。