2025.10.30

「走らないフォワードと、焼肉と、飲み会の全力疾走」

「走らないフォワードと、焼肉と、飲み会の全力疾走」

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NO SOCCER, NO FAMILY, NO BEER, NO LIFE!

週末の朝。
まだ少し肌寒いグラウンドに立つと、自然と背筋が伸びる。
寒さのせいか、気持ちのせいか。たぶん、両方。

40代半ばを過ぎてもサッカーを続けている。
ぼくには、サッカーはただの趣味じゃなく、心と体をリセットする大切な時間だ。
走ると息が切れるし、翌日は階段が敵になる。
それでも、やめられない。

天然芝って気持ちいい!本当はゴルフもしたいけど監督のOKが出ないことが多い

ボールを追いかけていると、仕事のことも、あれやこれやと考えていたことも、
ぜんぶどこかへ行ってしまう。
頭の中がクリアになるし、呼吸が荒くなって、汗が流れて、足が重くなっても、
体が勝手に反応して、気づいたら全力で走っている。大声で叫んだりもする。
「生きてる」って感覚が、たまらない。

「今この瞬間に集中する」ことの大切さを、サッカーはいつも思い出させてくれる。

監督(妻)と応援団(子ども)に支えられて、今日も走る

奥様のことを監督と呼んでいます

試合が終わると、家族が待っている。というか、待ちくたびれてる。
監督(妻)が「お腹すいた〜」と怒り、
子どもが「パパ、今日もあんまり走ってなかったね。足遅いね」と笑う。
けっこう一生懸命だったんだけど・・・。
言いたいことを飲み込んで、全力でBBQの準備にとりかかる。

火おこしはサッカーよりも汗をかくことが監督へのアピールにつながる!

焼けたお肉をほおばりながら、「今日もいい日だったなあ」と思う。
そして、クーラーボックスから取り出したビールのプルタブを開ける「プシュッ」という音が、
なんとも言えず、いい。もちろん、ノンアルだけど、気分は本物。

父より速く走れることを証明する娘

飲み会も一生懸命なのだ!

オジサンたちの飲み会は基本、ユニホーム着用

夜は、仲間と飲みに行くこともある。
ユニホームのまま“すすきの”をはしごする。
サッカーの反省は3分で終わって、あとは笑い話とくだらない話。
でも、そういう時間が、また次の週をがんばる力になる。
飲み会も、ちゃんと一生懸命やってる。監督には響かないけど・・・。

試合内容を振り返っているだけなのに、いい酒のつまみになるから不思議だ。
ぼくの中では今日イチのプレーが、動画を見るとスローモーションすぎて子どもが言っていた言葉を思い出したり・・・。
Jリーグと日本代表とブルーロックの話なんかも盛り上がるけど、みんな好きなチームや推しが違うから結局ケンカになったり・・・。
笑って、語って、たまに熱くなって。
それもまた、大事な“チームプレー”なんだと思う。

サッカーも、仕事も、家族も、仲間との飲み会も。
ぼくにとっては、どれかひとつだけじゃうまくいかない。
全部そろって、ちょうどいい。
筋肉痛は、明日やってくる。
でも、今日のこの感じは、たぶんずっと残る。

会社も、信頼でつながるチームだ

サッカーには、11人それぞれポジションごとの役割がある。
前線で点を取る人、後ろで守る人、全体をつなぐ人。
どのポジションも欠けてはいけないし、ひとりでは何もできない。
それぞれが自分の役割を理解し、信頼し合うことでチームは機能する。

これは、会社の組織運営にも通じるところがあると思っている。
みんなが自分の“いいところ”を出し合あえるチームは強い。
そんなチームづくりを、サッカーから学んでいるのかもしれない。
だから、これから出会う仲間たちとも、いいチームをつくりたいと思っている。

オカジ-
オカジ-
事業開発部

仕事にも家族にも一生懸命!サッカー大好きおじさん

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